高齢になり噛む力(咀嚼力)や飲み込む力(嚥下力)が落ちてくると柔らかい介護食が必要になります。
また、寝たきりの高齢者の方でも食事のときは体を起こして食べるなら、柔らかい介護食がおすすめです。
流動食にしてしまうと噛む力が衰えてしまい、体の機能も衰えていくからです。
私も高齢で寝たきりの母がいて、噛む力は衰えてきていますがまだ咀嚼できるので流動食ではなく柔らかい介護食を用意しています。
毎日私が介護食を作ってるのですが、他の家族の分の食事も作っているので、毎日介護食を作るのはとても大変です。
それに体のことを考えて塩分などが多すぎないように作ると美味しくないことも多々あったようで、そんなときは母の食が進みませんでした。
「大変な思いをして作っても、美味しくないと母の食が進まないな」
と悩んでいたときに知り合いから教えてもらったのが介護食の宅配サービスです。
柔らかいだけでなく、塩分制限やカロリー制限などニーズに合ったメニューを選べます。
自宅で作るのと値段的にはそれほど変わらないので、試しに注文してみました。
そしたら母が美味しいと言っていつも以上に食べてくれたんです。
「大変な思いをして作るより、これを利用したほうが良いかも」
と思い、それいらい介護食の宅配サービスを利用しています。
色々な宅配サービスがあり柔らかさや美味しさなどが違うので、食べる人の味の好みや噛む力に合ったものを選ぶことができます。
特に評判の良い介護食の宅配サービスを厳選して紹介するので参考にしてください。
かむ力・飲み込む力に合わせて3種類のやわらかさから選ぶことができます。
一番やわらかい「ムースやわらか」はスプーンや舌で簡単につぶせるほど。
管理栄養士がメニューの監修を行っているので、栄養面も心配なし。
高齢者の方が好みやすい薄い味付けで、美味しく食べられる。
和食・洋食・中華とメニューが豊富で飽きない。
送料無料のお試しセットがあるので、一度試してみるのがおすすめ。
価格 | 1食あたり722円~ |
---|---|
食事のタイプ | 介護食、和食・洋食・中華 |
注文単位 | 7食・14食・21食 |
注文間隔 | 毎週1回・2週間に1回・3週間に1回・毎月1回 |
食材を柔らかくする酵素を利用することで、一般的な食事と変わらない見た目や味に仕上げています。
塩分・糖質・カロリーなどの制限食メニューも多く、放射能検査も毎週実施しているので健康や安全を気にする方に向いています。
1食あたりの価格が少し高いです。
価格 | 1食あたり828円~ |
---|---|
食事のタイプ | 普通食、介護食、和食・洋食・中華 |
注文単位 | 6・7・8・10・12・14食 |
注文間隔 | 毎週・隔週・月1回 |
全国の病院・福祉施設での食事サービス実績No.1の日清医療食品が提供する宅配サービス。
見た目や味などはそのままに、歯茎でつぶせるほどの柔らかさに仕上げています。
メニューは管理栄養士が作成しており、栄養のバランス面でも安心。
やわらかい介護食の他に制限食(糖質・塩分・カロリーなど)のメニューも豊富。
価格 | 1食あたり620円~ |
---|---|
食事のタイプ | 普通食、介護食、和食・洋食・中華 |
注文単位 | 7食 |
注文間隔 | 毎週・隔週・月1回 |
冷凍食品の大手メーカー「ニチレイ」が提供する宅食サービス。 高い冷凍技術により、味はとても美味しく価格もお手頃。
栄養バランスをしっかり設計し、カロリー・塩分控えめなメニューを提供する「気くばり御膳」と、
その気くばり御膳の1品1品をやわらかく調理したのが「気くばり御膳やわらか」があります。
「気くばり御膳やわらか」は厚焼き卵やごはんと同じ程度の柔らかさに調理されています。 主菜だけでなく副菜もついているので、レンジでチンするだけですぐに食事ができます。
価格 | 1食あたり756円~ |
---|---|
食事のタイプ | 普通食、やわらか食、和食・洋食・中華 |
注文単位 | 4食(お試し)・7食・8食 ※単品購入可 |
注文間隔 | 好きなタイミングで注文可能、定期(週1回7食ずつ)・かんたん定期(2週に1回7食ずつ)あり |
塩分制限食やたんぱく質制限食の他に普通食、やわらか仕上げで食べやすい「ソフト御膳(介護食)」があります。
ソフト御膳はさらに「やわらか食」と「ムース食」の2種類あり、咀嚼力・嚥下力に応じて選べます。
メニューは専門医が監修・管理栄養士が作成したメニューなので、栄養バランスがとれた食事をとることができます。
添加物・着色料・保存料は一切使用していないので安心。
価格 | 1食あたり668円 |
---|---|
食事のタイプ | 普通食、介護食(やわらか・ムース)、和食・洋食・中華 |
注文単位 | 4食・6食・7食 |
注文間隔 | 5日・7日・14日・21日・28日 |
高齢になり噛む力や飲み込む力が落ちてきて介護食でないと食べれないという方も多いです。
家族のために一般食と介護食を一度に作るのは、時間と手間がかかります。
また高齢の方が自分で柔らかい食事を作るのは体力的に辛いことも多いでしょう。
そのようなことから介護食の宅配サービスのニーズが高まり、提供する会社も増えているのです。
私も親のための介護食と、その他の家族のための食事を用意していたのですが、どちらも用意するとなるとそれだけで他のことができないくらい大変です。
「これ以上作り続けるのは無理かも」
と思っていたときに介護食の宅配サービスを知り、試しに利用してみることにしました。
そしたらそれを食べた母が
「美味しい美味しい」
と言っていつも以上に食べてくれたんです。
それからというもの介護食の宅配サービスを利用し続けています。
介護食の準備に費やしていた時間を別のことに使えるので生活がずいぶん楽になりました。
母の介護に割ける時間も増えたので利用して良かったです。
柔らかい介護食を作るのは大変ですし、栄養のバランスも考えなければなりません。
食事だけでなく介護もしなければならなかったりと時間が足りなくて悩んでいる方も多いです。
大変な思いをして介護食を作っても、美味しく作るのは難しいですよね。
それならプロの栄養士や医師が監修している、美味しくて栄養も考えられている宅配サービスを利用するのも1つの方法です。
介護食くらい自分で作ればと言う人もいますが、そんな人はどれだけ大変なのか分かってないので気にしなくて良し!
むしろ宅配サービスの介護食は食べやすくて美味しいと言う高齢者の方が多いのが実情です。
実際に利用する前にデメリットがないか調べたのでまとめておきます。
味の好みは人それぞれです。
1つの宅配サービスを利用してあまり美味しくないと感じたら、別のサービスを試して一番美味しいと思うものを選べば良いでしょう。
介護食の宅配サービスのメリットもまとめておきます。
この記事はここまでです。